家庭と仕事の両立を考える

看護の仕事を行っていくうえで課題となってくるのが家庭と両立するための働き方だ。
看護の仕事は人の命にかかわることであるため、精神的にも肉体的にも多くの負担を抱えることになる。
そうなるとどうしても家庭に影響が出てしまうということになりがちだ。
家事に時間を割くことが出来ずに手抜きになってしまう事も多く、忙しさから自分自身に余裕がなくなるとさらにイライラしてしまい家族との関係が悪くなってしまうという事もある。
忙しく責任のある仕事だからこそ、家庭との両立がしやすいように働き方を考えていく必要があるのだ。

すでに家庭を持っている方が仕事探しをする際には、自分にとって無理のない働き方ができるかという事も念頭に置いて選んでいくことが必要になる。
もちろん仕事のやりがいややりたい仕事であるという事は重要だが、それを追い求めることで家庭に影響が出てしまっては自分自身もケアできないということになってしまう。
その状態では他の人のケアを十分には行えないことも考えられる。
特に子供が小さいうちなどは勤務時間が日中のみなど、影響が少ない働き方を選ぶようにするのが良いだろう。
3歳未満の子どもがいる人は時短勤務という制度もある。
自分はこの制度が適用されるか病院に確認すると良いだろう。

また、どうしても仕事が忙しい時期などは家庭でやるべきことをできるだけ少なくするのもおすすめだ。
休日におかずを作り置きしておいたり、家族に手伝ってもらう体制を作っておいたりという形で対応することもできる。誰もが仕事と家庭の両立には悩むため、周囲にアドバイスを求めてみるのもよい。