育児中の看護師の時短勤務

時短勤務をしている看護師は、日々育児に追われながら働いている人が少なくない。
特に就学前の子どもは手がかかるし、保育園や幼稚園への送り迎えも大変である。
時短勤務とは、3歳未満の子どもを育てている人が受けられる制度である。
1日の労働時間は原則6時間での短時間勤務となる。
こちらは、通常勤務より短い時間での労働のため、働きながら育児に割ける時間も取れるというメリットがある。◇+参考サイト:看護師に時短勤務は難しい?+◇

しかしながら、多忙を極める医療現場では人手が必要である。
早めに時短勤務を申し出ることが大切だ。
また、当然のことながら、時短勤務となれば賃金も通常勤務よりは少なくなる。
こういった面で家族との対話も必要になってくる。家族と職場の理解が重要である。

当然のことだが、育児には急なアクシデントが付き物だ。
急な発熱など、体調不良も多々ある。
そんなときに時短勤務を選択していれば、子どもと一緒にいる時間を少しでも多く取ることができる。
また、日々の保育園などへの送り迎えも、通常勤務でさらに残業など入った場合では、延長保育をしてもらうか、迎えを家族に頼むなど、子どもにも親にも負担がかかってしまう。
そういった面でも、時短勤務を選択することでいくらか解決することができる。

子どもの成長を見守ることができる子育ての期間は、人生の中で限られている。
時短勤務には賃金面などでのデメリットも存在するが、子育て期間という短い時期に、少しでも長い時間子どもと接することができるというメリットの方が大きい。
しっかりと家族や職場と対話して、時短勤務という選択をすることも看護師という職業を長く続けていくポイントになる。